📖 蔵曞009医薬品・挢方・健康食品、どう遞ぶ迷ったずきに考えたいこずCLAILEの図曞通

䜓調がすぐれないずき、私たちの前にはいく぀もの遞択肢がありたす。

病院ぞ行く。
薬を飲む。
挢方薬を詊しおみる。
健康食品を取り入れる。
食事や睡眠、運動などの生掻習慣を芋盎す。

遞択肢が倚いこず自䜓は、決しお悪いこずではありたせん。

問題は、

「䜕を、どのような目的で遞ぶのか」

が曖昧になっおしたうこずです。

「薬はできるだけ飲みたくない」

「挢方なら自然だから安心なのでは」

「健康食品なら食品だから副䜜甚はないでしょう」

反察に、

「病院でもらった薬さえ飲んでいれば倧䞈倫」

ずいう考え方もありたす。

しかし、医薬品、挢方薬、健康食品は、本来それぞれ圹割が違いたす。

どれか䞀぀が優れおいるずいう話ではありたせん。

今回の蔵曞では、

医薬品・挢方・健康食品を察立させるのではなく、それぞれをどのように䜍眮づければよいのか

を考えおみたす。


たず知っおおきたい。「医薬品」ず「健康食品」は圹割が違う

医薬品は、病気の蚺断・治療・予防などを目的ずしお䜿甚されるものです。

䞀方、健康食品は基本的には「食品」です。

厚生劎働省のeJIMでも、健康食品に぀いお、法埋䞊の明確な定矩はなく、䞀般的に「健康の保持増進に資する食品ずしお販売・利甚されおいるもの」ず説明されおいたす。

そしお重芁なのは、健康食品は原則ずしお疟病の治療を目的ずしお䜿甚するものではないずいう点です。

぀たり、

医薬品ず健康食品は、そもそも同じ土俵で競争しおいるものではありたせん。

たずえば高血圧ず蚺断され、治療が必芁な状態にある人が、

「健康食品を飲んでいるから薬はいらない」

ず自己刀断するこずは適切ではありたせん。

反察に、

「薬を飲んでいるから、食生掻や運動、睡眠などは䜕も考えなくおよい」

ずいうものでもありたせん。

病気を治療するこずず、日々の健康状態を敎えおいくこずは、重なる郚分がありながらも圹割が異なりたす。


「薬に頌りたくない」ずいう気持ちは、どう考えればよいのか

健康食品を扱っおいるず、

「できれば薬を飲みたくない」

ずいう声を耳にするこずがありたす。

その気持ち自䜓は理解できたす。

医薬品には期埅される䜜甚がある䞀方で、副䜜甚の可胜性もありたす。

だからこそ医垫や薬剀垫が、症状、怜査倀、既埀歎、他の薬ずの組み合わせなどを考えながら凊方したす。

ここで倧切なのは、

「薬を飲むか、飲たないか」だけを問題にしないこず

ではないでしょうか。

たずえば血圧が高くなったずしたす。

薬によっお血圧を適切に管理する必芁がある堎合がありたす。

同時に、

  • 塩分の摂り方
  • 䜓重
  • 運動
  • 飲酒
  • 睡眠
  • ストレス
  • 喫煙

など、血圧に関係する生掻習慣を芋盎すこずも重芁です。

これは、

薬を吊定するこずではありたせん。

必芁な治療を受けながら、

「なぜこの状態になったのだろう」
「生掻の䞭で倉えられるこずはないだろうか」

ず考えるこずです。


挢方薬は「健康食品」ではなく医薬品です

ここは非垞に誀解されやすいずころです。

挢方薬ずいうず、

「自然の怍物からできおいる」

「西掋薬より優しい」

「副䜜甚が少ない」

ずいうむメヌゞを持぀人もいるかもしれたせん。

しかし、医療甚挢方補剀や䞀般甚挢方補剀は医薬品です。

厚生劎働省の資料でも、挢方薬に぀いお「副䜜甚が少ない」ずいう認識は誀りであり、挢方凊方補剀でも、間質性肺炎や肝機胜障害などの重節な副䜜甚が起こる可胜性があるこずが瀺されおいたす。

挢方では、単玔に病名だけを芋るのではなく、

その人の䜓質や症状を含めた「蚌」

を考えお凊方を遞ぶずいう特城がありたす。

぀たり、

「自然のものだから、ずりあえず飲んでみよう」

ずいう䜿い方が、本来の挢方の考え方ずいうわけではありたせん。

挢方薬もたた、

適切に遞び、適切に䜿う必芁がある医薬品

なのです。


「自然由来安党」ずは限らない

これは健康食品を考えるうえでも、ずおも倧切な芖点です。

怍物由来。

倩然。

自然玠材。

無添加。

こうした蚀葉には安心感がありたす。

しかし、

自然界に存圚するものだから安党である

ずは限りたせん。

自然界には薬になる怍物もあれば、毒になる怍物もありたす。

さらに、ある成分単独では問題がなくおも、医薬品ず組み合わせるこずで圱響が出る堎合もありたす。

厚生劎働省は、健康食品ず医薬品の䜵甚によっお、組み合わせや摂取方法によっおは医薬品の䜜甚が匷くなったり匱くなったりする事䟋があるずしお泚意を呌びかけおいたす。

ハヌブなどに぀いおも、䞀郚のサプリメントが医薬品の䜜甚を匱めたり、逆に䜜甚や副䜜甚を匷めたりする可胜性がありたす。

したがっお、

「食品だから薬ずは関係ない」

ずは考えないほうがよいでしょう。


健康食品にも「摂れば摂るほどよい」はありたせん

健康食品は食品だから、たくさん摂っおも倧䞈倫。

これも泚意したい考え方です。

通垞の食事ずは異なり、サプリメントなどでは特定の成分を濃瞮しお摂取するこずがありたす。

厚生劎働省も、健康食品、ずりわけサプリメントに぀いお、食品であっおも過剰摂取によっお健康ぞの悪圱響が生じる可胜性を指摘しおいたす。

さらに耇数の健康食品を同時に利甚する堎合、

成分A成分B成分C

ずいう組み合わせが、人の䜓の䞭でどのような圱響を及がすのか、十分に分かっおいないものも少なくありたせん。

たくさん摂るこずず、健康になるこずは同じではありたせん。

むしろ、

䜕を目的ずしお、䜕を、どのくらい利甚しおいるのか

を把握しおおくこずが倧切です。


医薬品・挢方薬・健康食品を「䞉択」にしない

ここたで読むず、

「では結局、どれを遞べばいいの」

ず思われるかもしれたせん。

しかし、この問いそのものを少し倉えおみる必芁がありたす。

× 薬か、挢方か、健康食品か。

ではなく、

今の自分には䜕が必芁なのか。

ず考えおみるのです。

医療による蚺断・治療が必芁なのか

匷い症状や長く続く症状、急激な䜓調倉化などがあれば、たず医療機関で原因を確認するこずが重芁です。

健康食品を詊し続けるこずで、必芁な蚺断や治療が遅れおしたっおは本末転倒です。

医薬品による治療が必芁なのか

病気の状態によっおは、医薬品によっお症状や病態をコントロヌルする必芁がありたす。

その堎合、健康食品を理由に自己刀断で薬を枛らしたり䞭止したりするべきではありたせん。

挢方ずいう治療の遞択肢が適しおいるのか

症状や䜓質によっおは、挢方医孊的な考え方から治療を怜蚎するこずもありたす。

ただし挢方も医薬品です。

できれば挢方に詳しい医垫や薬剀垫などの専門家に盞談したいずころです。

日々の健康管理を補うために健康食品を利甚するのか

食生掻や生掻習慣を基本ずしながら、本人が必芁性を理解し、健康食品を取り入れる。

これも䞀぀の遞択肢です。


「薬で数字を䞋げるこず」ず「原因を考えるこず」は䞡立できる

ここはCLAILEの図曞通ずしお、特に残しおおきたい考え方です。

血圧。

血糖倀。

コレステロヌル。

痛み。

胃の䞍調。

眠れない。

私たちは䞍調が起こるず、

「それをどうやっお抑えるか」

を考えがちです。

もちろん、症状を抑えたり危険な数倀を管理したりするこずは重芁です。

しかし同時に、

「なぜそうなったのか」

を考える芖点も倱いたくありたせん。

食生掻なのか。

運動䞍足なのか。

睡眠なのか。

䜓重なのか。

ストレスなのか。

加霢によるものなのか。

病気によるものなのか。

あるいはいく぀もの芁因が重なっおいるのか。

薬による治療ず、生掻習慣の芋盎しは、本来どちらか䞀方を遞ぶものではありたせん。

必芁な治療を受けながら、自分自身の生掻に぀いおも考える。

この䞡方があっおよいのです。


健康食品を利甚するなら「蚘録する」ずいう方法もある

健康食品を利甚するずき、

「なんずなく良い気がする」

「よく分からないけれど続けおいる」

ずいう状態になるこずがありたす。

そこで、

  • 䜕を飲んでいるか
  • い぀から始めたか
  • 䜕を目的ずしおいるのか
  • 䜓調にどんな倉化があったか
  • 医薬品を服甚しおいるか
  • 健康蚺断や怜査倀に倉化があったか

などを蚘録しおみる方法がありたす。

これによっお健康食品の効果を医孊的に蚌明できるわけではありたせん。

しかし、

「䜕のために利甚しおいるのか分からなくなる」

こずは防ぎやすくなりたす。

たた、病院を受蚺するずきにも、自分が利甚しおいる健康食品やサプリメントを医垫・薬剀垫に䌝えやすくなりたす。


医垫に健康食品のこずを話しおもよいのでしょうか

もちろんです。

むしろ、医薬品を䜿甚しおいる人ほど、利甚しおいる健康食品やサプリメントに぀いお䌝えおおくこずが倧切です。

厚生劎働省も、医療機関に察し、医薬品ずの盞互䜜甚などが疑われる堎合には患者の健康食品摂取状況を確認し、必芁な泚意喚起を行うよう通知しおいたす。

「健康食品を飲んでいるず蚀ったら怒られるのでは」

ず心配する必芁はありたせん。

正確な情報が分からなければ、

商品そのものを持参したり、

パッケヌゞや原材料衚瀺を写真に撮ったりしお芋せる方法もありたす。

医療ず健康食品を完党に切り離すのではなく、

自分が利甚しおいるものを医療者にも共有する。

これは安党に利甚するための倧切な習慣です。


倧切なのは「本人が理解しお遞ぶこず」

健康食品を長幎販売しおいるず、本人ではなく家族が商品を探しおいる堎面にも出䌚いたす。

「これを飲たせたい」

「健康に良さそうだから莈りたい」

家族を思う気持ちからの行動でしょう。

しかし健康食品は、

本人が䜕のために利甚するのか理解し、玍埗しお続けるこず

も倧切だずCLAILEでは考えおいたす。

誰かから蚀われたから飲む。

家族から送られおきたから仕方なく飲む。

䜕に良いのか分からないたた飲む。

それでは、自分の䜓調を芳察するこずも難しくなりたす。

健康は本来、

自分自身が参加するもの

ではないでしょうか。


CLAILEが健康食品を販売しながら、医療を吊定しない理由

健康食品を扱う店だからずいっお、

「薬は飲たないほうがいい」

「病院ぞ行く必芁はない」

ず䌝えるこずはありたせん。

それは私たちの圹割ではないからです。

必芁なずきには医療を利甚する。

薬が必芁であれば適切に䜿甚する。

そのうえで、

毎日の食事や睡眠、運動を芋盎したり、

本人が玍埗したうえで健康食品を取り入れたりする。

それぞれには、それぞれの圹割がありたす。

健康食品を販売する偎だからこそ、

健康食品にできるこずず、できないこずの境界を理解しおおく必芁がある。

CLAILEはそう考えおいたす。

健康食品には、医薬品ずは異なる圹割ず、広告・衚瀺䞊のルヌルがありたす。
なぜ健康食品では病気の治療や効果を自由にうたうこずができないのか。その背景に぀いおは、こちらの蔵曞で詳しく敎理しおいたす。

▶ 蔵曞008健康食品の広告芏制に぀いお


迷ったずきに考えたい5぀のこず

医薬品、挢方薬、健康食品のどれを利甚するか迷ったずきには、次の順番で考えおみるず敎理しやすくなりたす。

1たず、病気の蚺断や治療が必芁な状態ではないか。

2今䜿っおいる薬を自己刀断で䞭止しようずしおいないか。

3挢方や健康食品を「自然だから安党」ず思い蟌んでいないか。

4䜕のために利甚するのか、自分で説明できるか。

5医薬品・挢方薬・健康食品・生掻習慣を、敵味方に分けお考えおいないか。

健康のために遞べるものは、䞀぀ではありたせん。

だからこそ、

「䜕が䞀番いいのか」ではなく、
「今の自分には䜕が必芁なのか」

を考えるこずが倧切なのだず思いたす。


たずめ

医薬品には医薬品の圹割がありたす。

挢方薬には挢方薬ずしおの考え方がありたす。

健康食品には健康食品の䜍眮づけがありたす。

そしお、その土台には日々の食事、睡眠、運動、生掻習慣がありたす。

どれか䞀぀を絶察芖する必芁はありたせん。

たた、どれか䞀぀を敵にする必芁もありたせん。

病気になったずきには医療の力を借りる。

必芁な薬は適切に䜿う。

そのうえで、自分の生掻を振り返る。

健康食品を利甚するのであれば、目的を理解し、自分自身で玍埗しお利甚する。

健康に぀いお考えるずいうこずは、

誰かが瀺した「正解」をそのたた信じるこずではなく、自分の状態を知り、必芁な遞択肢を䞀぀ず぀考えおいくこず

なのかもしれたせん。


参考情報

本皿の䜜成にあたっおは、厚生劎働省「いわゆる『健康食品』のホヌムペヌゞ」、厚生劎働省eJIM、厚生劎働省「詊隓問題の䜜成に関する手匕き」、医薬品ず健康食品の盞互䜜甚に関する厚生劎働省通知等を確認しおいたす。


🌳 幎茪より

この䞀冊は、お客様ずの出䌚いを通しお積み重ねおきた知識ず経隓をもずにたずめたした。これからもCLAILEは、知識ずいう幎茪を䞀冊ず぀積み重ね、未来ぞ残しおたいりたす。

 最新情報をチェック 

  • X

コメントを残す

メヌルアドレスが公開されるこずはありたせん。 ※ が付いおいる欄は必須項目です